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本紹介オフ会覚え書き② 3/16開催

日々のできごと

3/16、本紹介オフ会2回目の参加です。
メンバーは4人。

主催者の方以外のお二人とは、初対面。
そのうちのお一人が手帳・ノート・文房具好きな方で、本の紹介の合間にロルバーンの話ができて楽しかったです。

紹介された本

『居酒屋ぜんや シリーズ』著者:坂井希久子


『花暦 居酒屋ぜんや』という時代小説のシリーズです。
紹介リンクは3/16時点での最新刊です。
11冊くらいあるのかな?
続刊あり。
紹介を聞きながら、江戸時代にも、お酒を出す庶民的な小料理屋は“居酒屋”と呼ばれていたのかな、なんて考えたりしました。

食べ物や食事のシーンがたくさん出てくる小説って、読むと楽しいですよね。
食事シーンが出てくる小説は面白い、の原体験は、『不思議の国のアリス』と、アガサ・クリスティーの著作です。

それはともかく。
この本の紹介に関連して、別の方から、同じく時代小説で料理、食べ物にまつわる小説の紹介がありました。

『みをつくし料理帖 シリーズ』著者:高田郁


「食は、人の天なり」
ドラマ化もされているそうで、タイトルに聞き覚えがあります。
やっぱり食事は人生と切り離せないものなんですね。
こちらもシリーズものですが、完結しているようです。


『1週間で8割捨てる技術』著者:筆子


散らかった部屋を片付けること。
ものをこれ以上、家に入れないようにすること。

それを自分の課題だと感じていたので、紹介された時に、すぐ読もうと思いました。
実際に読んだ感想と内容をまとめた記事を書きましたので、よかったらそちらをご覧くださると嬉しいです。

『松岡まどか起業します AIスタートアップ戦記』著者:安野貴博


就職の内定を突然取り消された松岡まどかは、邪悪なスカウトに騙された結果、時価総額10億円の会社を起業しなければならなくなる。
まどかの運命は!?

ということで、起業に奮闘する話です。
著者の方はAIエンジニアでもあるそうで、その分野に関しての描写はリアルなんだろうなと思います
魅力的な先輩(女子)も出てくるとのことなので、読んでみたいです。

この本の紹介に関連して、AIについての本が別の方から紹介されました。

『AI vs.教科書が読めない子どもたち』著者:新井紀子


数年前に出版された本です。
現在AIはめざましい進化を遂げており、この本の情報は古くなっている、というのを前提として、紹介されました。

AIの苦手と得意、そして、それを扱う人間への教育の大切さについて、書かれているそうです。
読解力のない子供が増えている。
それは、文脈を理解できないAIと同じ状態。
AIが進化すれば、彼らが将来就く仕事は、AIに代替されてしまう、という警鐘を鳴らしています。

AIを脅威と捉えて排除するのではなく、代替されてしまわないために、人間の方の教育をしっかりやろう。
詰め込み教育ではなく、読解力を育てる教育へシフトしていこう、という内容になっています。

この本で紹介されるAIの情報は古くなっていますが、著者が訴えたいことは、今も十分に通じる、ちゃんと考えなければならない問題なんじゃないかなと思います。

私の紹介した本

『あっという間に人は死ぬから』著者:佐藤舞


時間の浪費はなぜ起こるのか?
何度でも読み返したい本です。
読んだ感想と内容をまとめた記事を書きましたので、よかったらそちらをご覧くださると嬉しいです。

『水曜日が消えた』著者:本田壱成


映画を見て、とても面白く気に入ったので、小説も読みました。

“僕”は火曜日にしか存在できない。

“僕”の身体には7つの人格が存在しており、その人格たちは曜日が変わると、次の人格に入れ替わる。
月曜日の人格は、月曜日のみに存在し、火曜日の人格は、火曜日にしか存在できない。
そうして「いつ目が覚めても必ず火曜日」という、火曜日以外の曜日の世界がどうなっているのかを知らないまま生きていた“僕”は、ある日自分が「水曜日」に目覚めたことに気づく。

という導入から始まる話です。
分類としてはサスペンスというか、ミステリーになるんでしょうか。

なぜ人格が7つあるのか。
なぜ曜日ごとにきっかり入れ替わるのか。

その謎と、なぜ“火曜日の僕”が水曜日に目覚めたのか、についてが、不穏な出来事とともに明かされていきます。
映画と小説は少し展開が違いますが、物語の筋としてはほぼ同じで、どちらも非常にハラハラし、そしてラストには「良かった~~~!」とすごく安堵した気分になりました。

ハラハラドキドキしながら謎が解けていくのを見守り、読み終わって「良かった」と思う。
そういう読書体験がしたい方におすすめです。

小説はライトノベル風ですいすい読めますし、映画は中村倫也さんが主演で、映像や演出も良かったので、どちらもおすすめ。


映画から見るか、小説を読むか。
どちらでもいいですが、私は映画→小説だったので、この順番をおすすめします。

 

→本紹介オフ会初参加についての記事はこちら

→本紹介オフ会3回目の参加についての記事はこちら

 

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