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『1ST KISS ファーストキス』ネタバレ全開感想と考察

映画のネタバレ全開感想

※この記事は、この作品を鑑賞した方へ向けた、結末までを含むこともあるネタバレ全開感想です。
未鑑賞の方は、ご注意ください。

→ネタバレなしの紹介&感想記事はこちら

Amazonプライム・ビデオなど、各配信プラットフォームにて『1ST KISS ファーストキス』のレンタル配信が始まりました。
松たか子さん(カンナ役)と松村北斗さん(かける役)のダブル主演です。

【主な配信プラットフォーム】※記事の最後に配信情報あります
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この映画をまだご覧になっていないのに、この先のネタバレ感想を読もうとしている方がいらっしゃったら、まずは配信を見ることをおすすめします!
映画を見てからのほうが、記事を楽しく読めると思います。
まずはネタバレなしで、この映画をぜひご覧になってください。
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それでは、以下のネタバレ感想をどうぞ!

※「映画を鑑賞済みの方へ向けた記事」なので、映画の基本情報(キャストなど)やあらすじの記載は省略しています。
もう一度確認したい方は、こちらの紹介記事を参考になさってください。
【映画紹介】1ST KISS ファーストキス

餃子を焼く前に戻りたい! 強い思いが引き起こしたタイムトラベル

そんなバカな。

という感じですが、タイムトラベルという超常現象に巻き込まれる前、カンナは強く強く「やり直したい、その前の時間に戻りたい」と思っていました。

劇中でのタイムトラベル発生条件は、

①天井崩落事故のあったトンネルを猛スピードで走り抜ける
②「あの日に戻る」と強く願う

の2つかなという気がします。

もっとも、②の“「あの日に戻る」と強く願う”は、タイムトラベルによって「駈と初めて出会った日」に戻ることができる、と知ってから、“強く願う”ようになったのかなと思います。

とはいえ、物語が進むにつれ、最初は「餃子を焼く前に戻りたい」と思っていたことがきっかけだったように見えて、実はその奥底に別の想いが隠されていたことがわかってくるので、「あの日に戻りたい」という強い想いがあったからこそ、タイムトラベルという奇跡が起きたんでしょうね。

タイムトラベルの行き先(時間)がいつも同じ、「駈とカンナが初めて出会った日の朝」であることからも、カンナが強く「あの日に戻りたい」と思っていたことがわかります。

『時をかける少女』ならぬ、“時をかけるおもしれー女”カンナ

カンナはタイムトラベルによって、15年前の「駈と初めて出会った日の朝」に戻ることができました。

戻る、というより、“行くことができた”と言うほうが正しい表現かもしれません。
カンナは現在のカンナの姿・精神のまま、過去へ行ったので。

タイムトラベル/タイムリープものでは、「体ごと過去/未来へ行く」場合と、「精神だけが過去/未来の自分の体に移動する」場合があります。

カンナが経験したタイムトラベルは、前者の「体ごと」です。
つまり、カンナは現在の45歳の姿のまま、15年前の過去に行ったんですね。

そこで出会う駈は当然、15年前の若い姿です。
15年前の、ふたりが恋に落ちた当時の姿の駈と出会っても、カンナは感傷にふけったりしません。
自分の身に何が起きているのかを理解することと、この場を切り抜けることに必死で、そんな暇はないのです。

過去の駈と出会い、なんだかんだで会話をし、一緒に行動することで、カンナは“過去の駈の行動”を意図せず変えてしまいます。

若き日の自分自身の姿を見かけたことで、自分の存在が揺らぐことを感じ取ったカンナは、同じ時間軸に自分が2人存在することはできないと悟ります。
存在の揺らぎに耐え、必死に車を運転してトンネルを抜けて元の道に戻ると、そこは本来の時間軸、“現在”でした。

何が起きたのかよくわからないまま帰宅したカンナは、自宅に飾っていた昔の駈の写真が、変化していることに気づきます。

15年前の過去での自分の行動が、駈の行動も変えさせた。
それにより、“現在”が少し変わった。

そう認識したカンナは、過去を変えれば“駈が事故で死んだ”という“現在”を変えられるのではないかと思い、再びタイムトラベルをしようとするのです。

コメディタッチで描かれるトライ&エラーの面白さ

駈が死ぬ原因となった事故は、電車との接触でした。
ホームから線路へ落下したベビーカーに乗っていた赤ちゃんを助けるために、駈は線路に飛び降り、電車に轢かれてしまったのです。

過去の駈の行動の何を変えれば、“現在”が望む形(=駈が死なない)になるのかは、不明です。
そこでカンナは、“現在”が“駈が死なない現在”になるまで、何度もトライ&エラーを繰り返します。

カンナが行ける過去は、「駈と初めて出会った日の朝」だけです。

若き日の自分が駈の前に現れる夕方~夜までしか、過去に滞在できないというタイムリミットがある中、カンナは何度も何度もタイムトラベルをし、過去と現在を変えようとするのです。

こう書くと、カンナがすごく悲壮な思いを抱えていたり、駈への強い愛情があるかのように感じますが、実はそうでもありません。
なにしろ彼らは、離婚寸前だったので。
夫婦としての仲は冷え切っていて、愛情が残っていたのかどうか、わかりません。

少なくとも、カンナのほうは駈を嫌いになっていたわけではなさそうでしたが、すれ違い続けた末に、ルームシェアしてるだけの無関心な他人同士のような関係になっていました。

それなのに、なぜカンナは駈の死を回避しようとトライ&エラーを繰り返したのか?
届くのに3年もかかった人気餃子を、おいしく食べるためです。

そんなわけあるか、と思うかもしれませんが、タイムトラベルによるトライ&エラーをし始めた頃、カンナ自身もそう自認していたような気がします。

そういう認識だからこそ、カンナは観客にとっても、若き日の駈にとっても、“おもしれー女”に見えるんじゃないかと思うのです。

この“おもしれー女”であるカンナを演じている松たか子さんの演技が、とてもカラッとしているので、「この人なら餃子のためにタイムトラベルをするかもしれない」という説得力を、物語に与えてくれています。

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【キャスト考察】松たか子と松村北斗の演技が光る

松たか子さんのカラッとした演技は、カンナという女性がかなりぶっ飛んだ面白い人物であり、だからこそ魅力的であるということを観客に教えてくれます。

それと同様に、駈役の松村北斗さんの演技も、駈というキャラクターの魅力を、あますことなく表現しています。

“現在”での駈は、カンナとは離婚寸前で他人同士のような夫婦関係にあることもあって、魅力的な人物には見えません。
しかし、15年前の若き日の駈は、ぱっと見は冴えないですが、優しくて誠実で、自分の好きなことについての話になると饒舌になる、何事にも一生懸命な若者なんです。

おそらく大学院生で、古生物学を学んでいる。
普段は言葉少なにしているけれど、自分の好きな古生物については饒舌になり話が止まらなくなる、いわゆるオタクタイプ。
学会か何かに出席する大学教授の助手のようなことをしていて、そのために駆け回っている。

そんな駈は、大学教授の娘に好かれているのですが、そのことにおそらく気づいていません。
多分、元々女性に、というより恋愛に、興味がないタイプだと思います。
女性より、古生物が好き。
恋愛より、学問が好きなんです。

そういう古生物オタクだからこそ、周囲にいる女性とはまったく違う“おもしれー女”であるカンナに、駈は惹かれたのかもしれません。

トライ&エラーの果てに、カンナが出した結論とは

カンナは“現在”を変えるために、過去の駈と会話をし、一緒に行動することで、彼の“過去”を変えようとします。

そのトライ&エラーの繰り返しで、カンナは駈の反応がその都度変わることを「楽しい」と思い、駈と観客から見たら“おかしな挙動”をし続けます。
映画を見ている私たちは、カンナがなぜこんな行動をするのか理解できますが、駈から見たら、ちんぷんかんぷんでしょう。

“駈の死を回避する”という目的を考えたら、もっと重苦しい展開になりそうなものなのに、カンナがカラッとしているから、そうはならない。

カラッとしていて、おかしな挙動をするけれど、話していて楽しい年上の女性。
そんなカンナに、若き日の駈は恋をするのです。

カンナのトライ&エラーの繰り返しはコメディそのもので、“おかしな挙動をするけれども明るくて話しやすい年上の女性”であるカンナに、若い駈は惹かれていきます。
タイムトラベルのたびに違う出会い方、違う会話、違う行動をするけれども、駈は必ずカンナを好きになるのです。

この繰り返されるトライ&エラーは、コメディタッチであることもあって、とても面白いです。
次はどんな風にアプローチするのか、“現在”はどう変わるのか、とワクワクします。

ここを変えれば“現在”も変わるのではないか、と検討したことを試してみる。
ダメだったら、また別のことをやってみる。

と、カンナはトライ&エラーを繰り返します。
その繰り返しで、同じようで違う、似たようなやりとりや場面が繰り返されるのが、タイムトラベル/タイムリープものの醍醐味で、面白かったです。

だけど、どれだけ過去を変えようと、駈が死ぬという事実は変わりません。
過去の駈の行動が変わったことで、本来は駈一人が死ぬはずだったのに、大勢の人が亡くなる大事故に置き換わってしまったりと、より悲惨な“現在”になってしまったり。

何をどうやっても駈を救えないと悟ったカンナ。
それなら、自分と駈が出会って結婚することがなければ、もっと大きく“現在”を変えられるのではないか。

そう思ったカンナは、天井崩落事故の復旧工事が終わることで、タイムトラベルができなくなると予感し、最後になるだろうタイムトラベルで、それを実行しようとするのですが……

【タイムリープ考察】世界線の上書きか? マルチバースか?

タイムリープもので過去を変え、それで未来が変わってしまう場合の考え方は2通りあると思います。

①過去を変えたことによって未来が上書きされる。
→世界と時間の流れはひとつしかないので、上書き。

②過去を変えた時点で世界が分岐する。
→過去を変えるたびに、並行世界が生まれていく。
過去を変えた本人は分岐した“変わったほうの未来”に存在しているため、未来が上書きされたように見えているが、実際は元の時間軸では何も変わっていない。
上書きではないので、起こった現象は決定されており、元の時間軸を変えることはできない。
本人が望む未来を手に入れた時点でタイムリープは終了するが、その間に繰り返されたタイムリープの分だけ、世界は分岐しているので、無数の世界が生み出されてしまっている。
この無数の平行世界のことを、以前はパラレルワールドと言っていたと思いますが、最近は“マルチバース”と言う方が伝わりやすいですね。

この『1ST KISS』の世界ではどうだったかというと、「②の考え方の世界線」だったと思います。

なぜそう思うのかというと、“タイムトラベルをしたカンナ”の視点の物語と、“タイムトラベルしてきたカンナに影響を受けた駈”の視点の物語という、二通りの物語が、映画の中で提示されるからです。

「①の世界線」であれば、カンナ視点しか存在しません。

しかしこの映画では、“タイムトラベルしてきたカンナに影響を受けた駈”の視点が示されたため、世界が少なくとも2つあることがわかるのです。

結局変わらなかった“現在”と、まったく違う物語になった“もう一つの世界線”

“タイムトラベルをして過去を変えようとしたカンナ”の、変わらなかった“現在”

“タイムトラベルをしたカンナ”の物語では、カンナがどれだけトライ&エラーを繰り返して過去を変えても、駈が死ぬという事実は変わりませんでした。

“現在”へ戻れば、やはり駈は死んでいるのです。

そしてどれだけ過去を変えても、カンナの記憶は書き換えられていません。
カンナの記憶の中の駈は、離婚届けを提出しようとしていた、冷え切った関係になってしまった駈のままなんです。

それはカンナだけではなく、人間の一生なんて地球(のような惑星、星)から見たら「じゅっ」と消える一瞬のようなものだと、考えていた駈にとっても同じです。
命を落とす瞬間に、こんなものか、と思って諦念のうちに死んだ駈のままで、何も変わってはいないんです。

“タイムトラベルしてきたカンナに影響を受けた駈”の、もう一つの物語

一方、“タイムトラベルしてきたカンナに影響を受けた駈”の世界線では、駈は自分とカンナの結婚生活がすれ違っていった要因を、カンナ本人から聞くことができました。

そのままにしていたら、離婚してしまうと知った駈は、そうならないよう、2人の関係を良好に保つための努力をすることにしました。
そうして努力した結果、事故当日の朝を迎えたときも、2人の関係は良好なままでした。
駈の頑張りは報われたのです。

「何度タイムトラベルを繰り返しても、駈の死は回避できなかった」ということを、駈はカンナから聞いて知っています。

だから、駈は自分がその事故で死ぬかもしれない、と予想していたんでしょうね。
死を覚悟していたわけではないでしょうが、自分の目の前でベビーカーがホームから落下するのを見た瞬間に、駈は自分が死ぬことを確信したと思います。

赤ちゃんを助けようとしなければ、自分は死なずに済むかもしれない。
でも、駈には赤ちゃんを見捨てることはできません。
だから彼は、自分が死ぬことを知りながら、ホームから飛び降りて赤ちゃんを救い出すという行動をとったのです。

だけど、この世界線の駈は満足していたはずです。
愛する妻と愛し合ったまま、最後に人を助けて、満ち足りた気持ちで人生を終えたのですから。

こちらの世界線のカンナは、夫を事故で亡くすという事実は本来の世界線と同じだけれど、気持ちは全然違うでしょう。
それに、駈は彼女の心が救われるように、ちゃんと仕掛けを残していてくれました。
どれだけ自分が幸せだったか、どれだけカンナのことを好きなのかを、伝える手紙を。

だから、この世界線のカンナは、1人残されても大丈夫だろう、悲しみが癒えれば前を向いて歩いていけるだろうと思えるのです。

ラストの意味:変わったのは“出来事”ではなく“気持ち”だった

“タイムトラベルしてきたカンナに影響を受けた駈”の物語でのカンナの心は、救われました。

では、“タイムトラベルをしたカンナ”、つまり本来の世界線のカンナはどうなったのでしょうか。
こちらのカンナは、どれだけタイムトラベルを繰り返しても、駈を救うことはできませんでした。

何をどうやっても、駈は死んでしまい、記憶に残っているのは冷え切った関係の、自分に無関心な彼の姿。
だけど、タイムトラベルを繰り返したことで、カンナは駈の本当の気持ちを知りました。

彼が自分をとても好きなこと、何度出会っても好きになってくれること。
死ぬ未来が待っているから自分と結婚しないほうがいいと伝えても、結婚したいと言ってくれたこと。
離婚したくない、と言ってくれたこと。

冷え切っていた夫婦としての記憶は、消えることはありません。
でもそこに、駈のカンナに向けた愛情が、タイムトラベルによって積み重ねられた出会いの分、プラスされていったのです。
だからカンナは、駈のことをもう一度信じられるようになったんだと思います。

彼からの愛情を、信じられるようになった。
自分は愛されている、と信じられるようになった。

駈からの、その想いを受け取ったことで、カンナは彼を失ってしまった世界でも、愛に満ちた気持ちを抱えて、これからも生きていくことができるようになったのです。

起こってしまった事実、出来事は変わらないけれど、気持ちが変わることで、心が救われる。

というタイムトラベル/タイムリープの物語を見たのは、初めてかもしれません。

印象的なシーン:「この人はおばさんのことが好きなんだよ」

タイムトラベルを繰り返す中で、カンナと駈は何度もかき氷屋に並びます。
そのときに毎回、後ろに若い女性の2人組が並んでいます。

行列に並びながら、カンナは駈とその都度違う会話を繰り広げます。
そのうちの1回で、自分と結婚させないために、駈に教授の娘との結婚をすすめる会話をしたことがありました。

教授の娘との結婚を渋る駈に、カンナは結婚することのメリットを強硬に説きます。
そうやって熱弁するカンナを見かねたように、後ろの2人組が声をかけてきます。

「あのさあ、おばさん。
この人が教授の娘と結婚するわけないでしょ。
この人は、おばさんのことが好きなんだよ」

カンナたちと若い女性の2人組との会話は毎回変わるんですが、この時の会話が一番面白かったです。
ほんの短時間、同じ行列に並んで、会話を聞いているだけで、駈がカンナを好きなことは、誰が見てもわかるんだ、と伝わるからです。

そんな風に惹かれあって結婚した2人が、ボタンの掛け違いで少しずつすれ違っていって、冷え切った夫婦になってしまったのは、とても悲しいです。
結婚生活は、お互いの努力の上に成り立つものなんだなと感じます。

それを、“タイムトラベルをしたカンナ”の世界では、修復できませんでした。
でも、カンナがトラベルをしたことで、“タイムトラベルしてきたカンナに影響を受けた駈”は、カンナとの結婚生活を、良好なものに変えることができました。

ふたりの心を救ったタイムトラベル

タイムトラベルが、カンナの心を救い、駈の心も救いました。
2つの世界で、少なくともふたりのうちの片方の心は救われたのです。

どちらの世界でも、2人とも救われたなら、最高の結末だったと思います。
本来の世界線では、タイムトラベルによってカンナの心は救われましたが、死んでしまった駈の心は救われることがありませんでした。
それでも、タイムトラベルという奇跡がなければ、誰の心も救われなかったんだろうと考えると、片方だけでも救われて良かったなと思います。

この物語での、タイムトラベルが起こる理由や仕組みについては、正直言って説明不足感があります。
タイムマシンがあるわけでもなく、カンナにタイムリープ能力があるわけでもないのに、何度でもタイムトラベルができるというのは、都合が良すぎないか、と感じたりもします。

でも、起きてしまった現象すべてに理由を求めるのも野暮だし、タイムトラベルにはトンネルの工事が終わるまでという、一応期限があったので、カンナと駈の面白カップルに免じて、終わりよければすべてよし、でいいと思っています。

夫婦関係への示唆と、見終わったあとに残るもの

この物語の結末は、カンナがタイムトラベルによるトライ&エラーを繰り返さなければ、決して迎えることができなかったものでした。

もし、夫婦の関係が冷え切る前に、日常生活の中でトライ&エラーを繰り返すことができていたら?
愛情を伝え合うことを、ボタンのかけ違いを修正することを、諦めずに努力し続けていたら?

何かを変えたいと思うなら、今から行動を始めても遅くない。
むしろやろう、今すぐに。

映画『1ST KISS ファーストキス』は、そんなことを感じさせてくれる、示唆に富んだ面白い物語です。

ここまでこの感想を読んだのに、まだ実は見ていないんだよねという方がいらっしゃるなら、ぜひご覧になってみてください。

『1ST KISS ファーストキス』ラストの意味と考察まとめ

映画『1ST KISS ファーストキス』は、松たか子さんと松村北斗さんが夫婦を演じるタイムトラベル作品です。
この記事では、キャストの演技、タイムトラベルの仕組みや世界線の考察、ラストの意味について、詳しく振り返っています。

特にラストでは「出来事は変わらなくても、気持ちが変われば救われる」というテーマが描かれ、夫婦の関係性や愛情表現の大切さを考えさせられました。
タイムリープのトライ&エラーや、それが引き起こすコメディ要素を楽しめるだけでなく、深い示唆に富んだ物語だと思います。

鑑賞済みの方にとって、この記事が感想の整理や考察の参考になれば幸いです。

あわせて観たいタイムリープ映画

『1ST KISS ファーストキス』のタイムトラベルやラストの意味を考えて、もっと“時間をめぐる物語”を楽しみたい方には、映画『アバウト・タイム』もおすすめです。
こちらの記事はネタバレなし紹介なので、まだ鑑賞していない方でも安心して読んでいただけます。
愛情や家族の絆をテーマにした温かなタイムリープ作品で、『1ST KISS ファーストキス』とはまた違った角度から「人生をやり直す意味」を感じられる作品となっています。

【映画紹介】アバウト・タイム 愛おしい時間について

 

『1ST KISS ファーストキス』配信情報|Amazonプライム・U-NEXTほか

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