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推し活アフタヌーンティーとjunaida展

日々のできごと

二度目こそおいしい!幸せなお茶づくし

5/17に、友人とアフタヌーンティーへ行ってきました。

5/15にも、同じカフェの同じアフタヌーンティーを楽しんだのですが、一緒に過ごした友人が違います。

このカフェは紅茶専門カフェの姉妹店で、5月は“お茶づくしのアフタヌーンティー”を開催しています。
本店の紅茶専門カフェのほうでは、“ねこねこアフタヌーンティー”というのをやっていました。

どちらかの日に、“ねこねこアフタヌーンティー”のほうへ行きたかったのですが、5/15の友人は、駐車場代を絶対払いたくないタイプです。
本店のカフェには駐車場がなく、有料駐車場を利用するしかないため、姉妹店のほうがいいと言われました。

そして、5/17の友人は、お茶が好きだから“お茶づくしのアフタヌーンティー”がいい、と言っていました。

まあおいしいから2回同じの食べてもいいか、と思い、また“お茶づくしのアフタヌーンティー”を楽しんできました。

2回目も、とてもおいしかったです。
というよりむしろ、2回目のほうが、より詳細に味がわかる感じがあって、すっごくおいしいなこれ、とあらためて思いました。

映画好きがつないだご縁、価値観の合う友人

17日に一緒にアフタヌーンティーを楽しんだ友人とは、前職場でフロア違いの同僚として知り合いました。

最初の3年くらいは、フロア違いだからそんなに顔を合わせることもなく、たまに休憩が一緒になったときに雑談をするくらいでした。
その雑談の中で、お互いに映画をよく見ていることが判明。

最近どんな映画を見たか、何を見ようと思っているか、という話を時々するようになったある日。
彼女がこう言ったのです。

「私、同じ映画を、映画館で8回見たんだ~」

あっ、私と同じだ。
同じ映画を、この人も何回も見るんだ。

「何を8回見たの?」
「『RRR』」
「(!!!!!)私も! 映画館で5回くらい見た~~~!」

そこから『RRR』の話で盛り上がり、これから吹き替え版が公開されるから一緒に見に行こう、という話になり。

吹き替え版を一緒に見に行ったときは、「また面白そうな映画があったら一緒に行こうね」くらいで、普通に同僚って感じの関係性のままだったんですが、『ヴァチカンのエクソシスト』や『コカイン・ベア』など、面白いと感じる映画が一致する、面白いと感じるポイントが似ている、ということがわかり。

そしてお互いに『エクソシスト』が大好きなので、正統な続編として制作された『エクソシスト 信じる者』を一緒に見に行った際に、『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を2人とも複数回見ていることがわかって、一気に仲良くなりました。
(ちなみに『エクソシスト 信じる者』はイマイチでした)

同じ映画を映画館で何回も見るのが当たり前、という価値観の人と出会うのは、彼女で2人目です。

前職場では、辛く苦しいことが多かったのですが、彼女と出会えて友人になれたことだけは、本当に良かったと思っています。
あの職場で働いていなければ、出会えていませんからね。

推し活アフタヌーンティー

5月は彼女の誕生月です。

「誕生月だから、今月は自分を甘やかすと決めている! だからアフタヌーンティーに行きたい! お茶が好きだから“お茶づくし”がいい!」

とのことで、“お茶づくしのアフタヌーンティー”を予約しました。

「アフタヌーンティーと言えば、推し活でしょ。はいこれ、2個あるから1個あげる」

と言って、彼女が私に映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の登場人物、“鬼太郎の母”のぬいぐるみ(以下、ぬい)をプレゼントしてくれました。

もらったぬいと、彼女が推し活のために持参した“鬼太郎の父”のゲゲ郎ぬいと、水木さんのぬいを並べて、アフタヌーンティーの3段ワゴンと一緒に写真撮影。

かわいい写真が撮れたので大満足です。

おいしさを分かち合う時間

紅茶は2種類から選ぶことができるので、私は1杯目になつめやクコの実が入っている薬膳紅茶、2杯目にチャイ。
友人は1杯目にセイロンだったかな、2杯目にりんごをことこと煮込んだアップルティーを注文しました。

友人が何か一口食べるたびに、「おいしい」「なんか食べたことのない味がする。抹茶マヨネーズとエビのサンドイッチ、めっちゃおいしい」と感想を言うので、私も「このアイス、すっごく煎茶の味がするし、まろやかでおいしいね」と感想を言いながら食べることができて、すごく楽しかったです。

「このカフェの存在は知っていたけど入ったことがない、だからここのアフタヌーンティーも初めて」

と話していた彼女が、食べ物も紅茶も全部おいしいと言ってとても喜んでいたので、一緒に来られて本当に良かったです。

素晴らしい作品がいっぱい!黙って鑑賞できないjunaida展

2時間くらいかけて、ゆっくりとアフタヌーンティーを楽しんだあと、美術館へ行きました。
junaida展という、展覧会を鑑賞するのが目的です。

junaida exhibition『IMAGINARIUM』(新潟県立万代島美術館)

絵本や何かで作品(イラスト)を見かけたことはあるけど、ちゃんとは知らない、という状態で見に行きました。

junaidaさんの作品を、しっかりと見るのは初めてです。
すべてにおいて、イマジネーションが爆発しています。
そして、それをきちんと1枚の紙やキャンバスに落とし込んで表現している。

この人(junaidaさん)の頭の中どうなってるの?
この頭の中をちゃんと手に伝えて描くことができるのって、すごくない!?

と感心しっぱなし。

普段、展覧会はあまり会話をしたりせず、静かに鑑賞するのですが、junaidaさんのイラストや世界観がすごすぎて、

「すごいね」「ほらここにもちっちゃい人がいる」「なんか怪物っぽいのがいる」「あ、ねこちゃん」「ここにもねこちゃん」「すごい」「すげー」「すごすぎる」

とずっと小声で話しながら鑑賞しちゃいました。

他のお客さんたちも、「すっごーい」「細かい」「色が綺麗」などなど、思わず感想が口から飛び出してしまうという感じで、ずっと小声で囁き合いながら、じっくりゆっくりと展示を眺めていました。

1枚1枚のイラストを、本当にじっくり眺めてしまうので、展示作品を見終わるのに2時間くらいかかったと思います。

展示の方法もすごく工夫されていて、「この展示の仕方考えた人、天才じゃない?」と話したりして、とても楽しかったです。

ユポ紙のメモ帳!これ、投票用紙です

ミュージアムショップに、junaidaさんの絵本や作品集、ポストカードなど、いろいろなものが売っていて、全部欲しくなってしまって困りました。

その中に、ユポ紙でできているノート(メモ帳)が置いてありました。

ユポ紙のノート……!?

と大興奮してしまいました。

ユポ紙とは、選挙のときの投票用紙として利用されているものです。
ちょっとつるつるしている、なめらかな触感の紙で、鉛筆を使ったときの書き心地がすごくさらさらとしていて、文字がとても書きやすいんです。

試し書きに油性ボールペンが置いてあったので、初めてボールペンで文字を書いてみました。
選挙は必ず鉛筆を使用しますからね。

ボールペンでの書き心地も抜群に良く、このメモ帳欲しい、と強く思いました。

ちなみに、試し書きとして書かれていた中に、「鉛筆でも試し書きができるようにしておいてくれたら最高なのに」という文章を見つけて、ですよねと思いました。
やっぱり、選挙のときと同じように、鉛筆使いたいよね。

そのメモ帳は1980円くらいのお値段でした。

junaidaさんの絵本『街どろぼう』と、表紙イラストを手掛けている『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』(著作:長野まゆみ。賢治研究について書かれているらしい本)、『銀河鉄道の夜』をイメージしたイラストのポストカードを購入するつもりだったので、メモ帳は泣く泣く諦めました。

ユポ紙のメモ帳なんて、もう出会えないのでは? と思うので、欲しかったのですが、ちょっと予算的に厳しかったです。
でも、こうして記事を書いている今も、買えば良かったかもと思い続けているので、近いうちに買いに行ってしまうかもしれません。

junaida作品と宮沢賢治

『街どろぼう』という絵本は、ひとりぼっちで寂しい巨人が、友達が欲しいがために街から人の住む家を自分の住む山の上に持ってきてしまう、というところから始まります。
かわいいイラストと、話の展開と、ラストに心臓を鷲掴みにされたので、購入しました。

『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』は、小説だと思って購入したのですが、帰宅後にぱらぱらと見てみたら、どちらかというと解説本のようでした。

私は宮沢賢治の作品が好きで、特に『銀河鉄道の夜』が大好きです。

『銀河鉄道の夜』という作品が未完成のものなので、物語を読み解くために、宮沢賢治研究についての本を読んだりしたこともあります。
なので、『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』が、小説・解説・賢治研究本のどれであっても、読むのが楽しみです。

junaidaさんの作品集に、そのものズバリの『IHATOVO』シリーズがあり、宮沢賢治の世界を描いています。
いまのところ3冊刊行されているので、今回は購入を見送りましたが、いつかお迎えしたいなと思っています。

アフタヌーンティーにjunaida展にユポ紙に宮沢賢治と、好きなものをたくさん楽しめて良かったです。
気心の知れた友人といろいろ話せたのも楽しく、リフレッシュできた1日でした。

 

【街どろぼう】

【カムパネルラ版 銀河鉄道の夜(著作:長野まゆみ)】

【銀河鉄道の夜】

 

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