4/20 本の紹介オフ会

日々のできごと

4/20に、本を紹介しあうオフ会に参加してきました。

メンバーは4人で、1人一冊ずつの紹介です。

紹介された本

『ベランダ園芸で考えたこと』著者:山崎ナオコーラ


エッセイ本です。
ベランダで植物を育てることで、世界を知る。
鳥がやってきたり、植物の強さを知ったり。

もし自分が植物だったら、次に生まれてくるときは植物だったら?
そんなことを考えて、人間という枠組みに捉われずに世界を認識できるようになる、というような感想を話されてました。

エッセイ本で読みやすく、いろいろな気づきがあるとのことなので、読んでみたいです。

『メンタル強め美女 白川さん 4巻』著者:獅子


X(Twitter)で有名になって出版された漫画だったと思います。
SNSに投稿されたものを読んだことはあるけど、コミックスを読んだことはないです。
全7巻のうち、4巻の紹介。

4巻を紹介した理由は、「いろいろ頑張っているのに、こんなことはできて当たり前だと思ってしまう。だから、できたことに対して、自分を褒めることがない。頑張っている自分を認めてあげることができない。でも、できて当たり前じゃないんだよ。あなたがそれをできることは、すごいことなんだよ。何かひとつできた自分を認めて、できたね、頑張ったねと、認めてあげよう」というエピソードが入っていて、それにとても励まされたから、とのことでした。

自分が当たり前にできることって、それができていることのすごさが、自分ではわからないんですよね。

こんなこと、誰にでもできる。

誰もがそう思い、自分もそう思っていたら、認め合うことも褒めることも感謝することもなくなってしまいます。

エピソードの紹介を聞きながら、本当にそうだなあ、と思いました。
ちゃんと読んだことがないので、あらためて読んでみたいです。

『さみしい夜にはペンを持て』著者:古賀史健


私もこの本を持っているし読みました。
とても心に残る素敵な本です。

海の底で暮らしているタコジローくんは、いじられたりバカにされたりして、ちょっと辛い中学生活を送っています。
誰も自分のことをわかってくれない、といろんなことから逃げ出そうとしたとき、不思議なやどかりのおじさんと出会い、自分の気持ちを言葉にして、日記に書くことをすすめられる、というところから物語は始まります。

手帳好き界隈や日記を書く人たちの間では有名な本、とのことです。
私は『嫌われる勇気』の著者の本で子供向けであることが気になり、読みました。

気持ちを言葉にすることの大切さ、言葉にするときに気をつけなければいけないこと、日記を書くとはどういうことか、について、優しくて易しい文章とかわいいイラストで教えてくれる、心があたたかくなる良書です。

私の紹介した本

『何回説明しても伝わらないは、何故起こるのか』著者:今井むつみ


説明を聞いてもわからない。
もしくは、どれほど丁寧に伝えたとしても、相手にわかってもらえない。

そういう経験は、ほぼすべての人がしていると思います。

「説明が下手だからだ」「説明の仕方が悪いからだ」などと言われたりしますが、そうではない。
「話せばわかる」は幻想かもしれない、と今井むつみ先生(大学教授)は言っています。
説明する側と説明される側の、話を理解するときに使われる脳のシステム、スキーマが、それぞれまったく違うからだ、ということが書かれています。

そのうえで、伝えるためにはどうすればいいか?
認知の歪みとは?
相手を理解するためのメタ認知とは?
わかり合えないということを前提として、いいコミュニケーションをするにはどうしたらいいのか?

こういったことが、とてもわかりやすく読みやすい言葉で書かれています。
人に説明する、ということに、非常に心を砕いている人なんだなと思います。
何度も読み返し、いいコミュニケーショをとれるように心がけていきたいです。

ランチしながら手帳の話

私を含めたメンバー3人が手帳好き、記録好きだったため、本の紹介のあとは手帳の話などで盛り上がりました。

オフ会終了後、ちょうどお昼どきだったこともあり、話し足りなかったので、用事のある主催者さんと別れて、3人で近くのカフェへ行きランチすることに。

楽しくお話ししながらランチを食べ終え、すぐさまお皿を重ねてテーブルの隅へ置き、テーブルの上にスペースを作って、それぞれの手帳を出して、手帳談義の続きです。
コーヒーがフレンチプレスでの提供のため、たっぷり2杯分あり、おいしいコーヒーを飲みながら、手帳の話ができて楽しかったです。

自作した手帳を使っている方に、どうやって手帳を作ったのか聞いたり。
リフィルはイラストレーターでデザインし、布貼りの表紙を作り、製本したそうで、実用的なのにすごくかわいらしい手帳でした。

どんな手帳を使っているか、どんなリフィルを使っているか、ペンは何を使っているか。
万年筆の書き味や、ボールペンでは何が好きかを話したり。
私はスタイルフィット派で、お2人はジェットストリーム派でした。
手帳、ノートと文具は、みんな違ってみんないい!

ちなみに私が当日持っていった手帳とペン。


これは見せるために持参したわけではなく、紹介する本の概要が手帳に書いてあるからです。
ロルバーンのミニサイズはメモをとるため。

こんなに手帳のこと、何を書いているのか、どんな書き方をしているのか、という話をリアルでしたのが初めてで、とても楽しかったです。

初めてお会いしたのに、カフェで2時間くらいおしゃべりしました。
でもまだまだ全然話し足りないです。
今度、お互いの手帳、今までに使ったもの、分冊して使っているものなどを持ち寄って、手帳オフ会しましょう、という話で盛り上がりました。

手帳オフ会、実現してほしい!

手帳を見せてもらえるのも、自分の手帳を見せることができるのも、すっごく嬉しいですね。
手帳やノートに興味のない友人とかには、深い話はできないし、見てもらうのも難しいので。
開催されるだろう手帳オフ会、めっちゃ楽しみです。

オフ会までに、現在使っている手帳やノート、文房具の紹介を少しずつしていきたいと思います!

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